Speeeの新卒採用についてさらに振り返ってみた

2016.05.31 採用
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人事の中村です。

 

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▲4月に行われた入社式の写真

 

前回のエントリでSpeeeの新卒採用の概要を「採用」「内定後」「入社後」という3つの項目に沿って説明すると言いながら、結局「採用」のみの説明になってしまったので、残りの「内定後」「入社後」について説明させて頂きます。

 

また力尽きたらすみません。

 

■内定後

一般的には早いのですが、Speeeの新卒採用は、4月には内定者がほぼ出揃うというのが通常となっております。
よって、内定期間中は約1年間、内定者によってはそれ以上となるのですが、この期間どのような取り組みをしているか、代表的なものを紹介させて頂きます。

 

(1)インターン
内定者の約半数は長期インターンを行います。配属は人それぞれですが、一番多いのはアソシエイトという研修・育成部署への配属です。
▼先人の知恵が濃縮された、実際の研修資料の抜粋
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Webマーケティング事業部のクライアント様のビジネスモデルの分析、提案内容の構築、アソシエイトのマネージャー陣からのFB、という一連のプロセスを短期間で集中的に行います。
これを数十社行うと、Webサイトを見るだけで、瞬時にビジネスモデルが因数分解され、KGI・KPIがどこで、だからこのような施策を行う必要があるのではないか、と仮説構築ができるようになります。
このレベルになると“ちょっとビジネスに詳しい大学生”とは大分差が生じるのですが、同時に、ビジネス、マーケティングの奥行きを肌で感じ、現役コンサルタントとの差分を痛感して凹む、というリアクションが恒例となっています。笑

 

また、関西圏含めた地方の内定者は長期インターンが出来ないため、夏休み等を利用して数日~数週間等の短期でインターンをするケースがあります。Speeeの現場で求められている成長の方向性と自身の期待役割をインストールしてから残りの学生生活に戻ることで、インターン参加前と比べて内省レベルも高まり、自走式の成長に繋げる内定者が多いです。自身で勝手に課題を設定し、勝手に成長してくれるので、人事としては頼もしい限りです。

 

(2)内定者合宿
毎年4月~5月頃に内定者を集めた合宿型の企画を開催しています。詳細は秘密なのですが、プロスポーツ選手も参加するような外部研修を含めた頭も体もフルに使うプログラムに参加してもらっています。

 

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▲内定者合宿風景

 

人事としては内定者が一同に介するシーンはとにかく感動的なのですが、内定者としては、仲間意識、ライバル意識が芽生える瞬間であり、良い刺激となっているようです。今年は合宿以外にも色々コンテンツ企画中です。17卒内定者は乞うご期待!

 

(3)人事業務
説明会、選考会、セミナー、面談、インターン等、人事業務のほとんど全てのプロセスにおいて関わってもらっています。

 

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▲内定者にインターンのメンターを務めてもらった時の学生チームとの写真

 

ベンチャー故に、人事も少人数のため「手伝って欲しい・・!」という背景があるのは事実ですが、人事業務に携わってもらうことで、会社理解や採用の重要性の理解、就活相談を通じた自身の就職活動や意思決定を振り返る内省の機会となり、自己成長に繋げてくれていると感じています。また、何よりも就活生にとってメリットがあると思っていまして、数ヶ月前に就活やっていた学生の超至近距離の就活相談は非常に参考になっているそうです。1つ上の世代のレベル感が分かるのも重要だと思いますし。

 

(4)内定式
10月の内定式は、半年に1回行われる表彰式のタイミングで実施します。

 

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▲入社式前のワーク風景

 

表彰式の前日に集まってもらい、ここでも様々なワークを行うのですが、内定者へのネタバレに繋がるため詳細は控えさせて頂きます。すみません。。
ただ、昨年の取り組みについては「16新卒の内定式、期待高まる。」という記事で紹介していますので、そちらをご覧下さい。

 

(5)Entre
Entre(アントレ)という社内ビジコンが半年に1度開催されるのですが、そこに内定者枠として参加して頂くことがあります(毎回テーマの内容が経営戦略に基づいて決定されるため、難易度や既存事業に対する知識がどれほど必要なのか等によって、参加可能か決定します)。

 

Entreの開催意図は『事業創造の打席創出』『若手の育成』という両面がありまして、両方共に大事ではありますが、人事として後者にフォーカスを当てるのであれば、経営陣と一緒に仕事をする良い仕組みだと感じています。この規模なので経営陣とのコミュニケーションの発生頻度は引き続き維持していきたいところです。

 

役員×若手の「事業をつくる」システムが組織を強くする
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▲Forbesに掲載

 

以上が内定後に行う一部施策なのですが、正直入社時に最高のマインドセットで迎えてもらえれば何でも良いと思っていて、当たり前な話ですがどう内定期間中を過ごすかは内定者自身で決めてほしいというのが根底の思想です。

 

私自身は、学生時代にやりたいことを卒業旅行含め早々に終わらせ、1つ上の先輩と共に4月1日からインターンとして入社し、ほぼ毎日出社していましたが、今思えばそれが正解だったかは分かりません。

 

大学生活ほどまとまった時間は社会人になってからは、ほぼ確実に存在しえないわけなので、「重要度高い×緊急度低い」領域に徹底的に時間を投下するという考え方も、ありだったなと思ったりします。例えば、僕にとっては語学学習とかプログラミング言語の習得とか。

 

結論としては月並みな話ではありますが、就活始めたくらいから、大学生活までの偏差値のような便利な指標がない世界に足を踏み入れている訳なので、自分自身で進むべき方角(人生の理念とかビジョンとか価値観等)を決めて、自分の人生を生きるという一歩に、就活や内定期間中があればいいなと思う次第なのです。

 

■入社後

(1)入社式

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▲入社式で全社員の前で決意表明

 

ブログ冒頭でも写真を紹介しましたが、入社式は内定式と同様に表彰式のタイミングで行います。毎回表彰式の会場は“荘厳”という言葉がピッタリな超高級ホテルの会場や映画館等を貸しきって行われるのですが、そのような緊張感のある雰囲気の中、全社員の前で一人ひとり宣言を行います。全員が堂々とした態度でプレゼンが出来るのは、入社までの準備をそれぞれやりきっているからこそだと思います。

 

(2)研修・配属
本配属の前に、マナー研修等の一般的な研修を行った後に、今年は総合職含めプログラミング研修を実施しました。

 

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▲プログラミング研修

 

今後はテクノロジーとデザイン方面を意識的に強化したいという意志が強くあるため、エンジニア職以外の社員に対しても「テクノロジーめっちゃ面白い」という文化を形成していきながら、テクノロジーに対する感度・理解が圧倒的にある会社にしていきたいと思っています。

 

そして研修終了後、一部メンバーは短期部署横断プロジェクト(長い・・)にアサインされます。こちらは今年初の取り組みなのですが、Speeeの複数ある事業部に数週間業務体験を行うというプロジェクトです。ただ、業務体験と言いつつもワークショップ中心で容赦の無いものとなっておりまして、例えば海外事業部だと「ロケットインターネット社の企業調査」というお題で一週間ワークしてもらいました。ちなみに、ロケットインターネット社とは、シリコンバレーの最新ビジネスモデルをコピーし、主にヨーロッパとアジアで展開し、サービスを売却し利益を上げているドイツ発のテクノロジーカンパニーです。

 

Speeeも一部領域で競合になり得るという理由から今回のお題の設定となっています。彼らがクローンするビジネスの傾向やCEOの家族構成まで調べ上げ、恐らくロケットインターネットに日本一詳しい新卒1年目が誕生しました。笑

 

▼非常に気になるプレゼンタイトル
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(3)新人賞
本配属後は、半年後の表彰式に標準を合わせる新卒が多いのですが、狙うはやはり新人賞ですね。新卒社員は入社14ヶ月以内、中途社員は入社8ヶ月以内が対象となっておりまして、現状の仕組みは、新人賞の対象は新卒も中途もごちゃまぜにしているのが特徴です。正直、新卒か中途かどうかや、年次がいつかどうかは、役職や機会自体に全く起因させていないためこのような設計にさせて頂いております。ちなみに、前回の新人賞は中途の方でした。

 
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▲新人賞を受賞されたTさん
 

10月の表彰式では、是非16卒から生まれて欲しいなと老婆心ながら思っている次第です。

 

まとめ

  1. 内定期間中は入社時の成長角度を既定するので、超大事に過ごしてほしい。そのためのサポートは出来る限りやります!
  2. 入社後、目指すは新人賞。とにかく出る杭を引き伸ばす文化があるので、突き上げまくって欲しい。ミドルフェーズのベンチャーには機会しか存在しないので、主体的に仕事を奪い異次元な成長を遂げて欲しいです!

 

以上で、「Speeeの新卒採用について振り返ってみた」シリーズは終了となります。
現役就活生や、他社人事の方、新卒採用に関わる企業様等にとって何かしら参考になる情報が提供できたのであれば幸いです。

 

今後私個人としては社長室と中途採用業務の兼務となりますが、引き続き新卒採用は全社的に最重要ミッションとなりますので、最高の採用が出来るよう精進してまいります!なにとぞ宜しくお願い致します。

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